ネガティ部

春だからといって気分がよくなるというよりは、あぁ、もう今年になって3ヶ月経ったのか…と、どんよりした気持ちになってしまう。行く・逃げる・去るってほんと、よくできた言葉だな。
どうして毎朝起きなきゃいけないんだろう、とか、どうして毎日夜まで働かなきゃいけないんだろう、とか、そういうことばっかり頭の中ぐるぐる回ってて。毎朝同じ時間に起きてる意味がわからなくて、毎日働いてる意味がわからなくて。生きていく為だよって言われそうだけどじゃあどうして生きる必要があるんだって思ってしまう。いかにも大学デビューです!って染めたての茶髪にうきうきしてる新大学生や、緊張した面持ちで真新しいスーツに着られてます感のある新社会人、企業説明会で近くの席にいて仲良くなったんだろうねー…ファミレスにたまって情報交換をし合う就活生たち。そんな彼らのテンションとは真逆にあたしのテンションはだだ下がっていく一方。
昨日、どんよりした気持ちで会社を後にして携帯を開くと、あの人から「今日は休み。洗濯と掃除で1日潰れそう。」ってメールが入ってた。せっかくの休みに悪いなぁと思いつつも、思ってることをぽつぽつ聞いてもらった。
「周りは時間と共にどんどん進んでるのに、自分だけが今の場所に取り残されて、動けてない感覚に陥る。」
「自我への思いが深ければ深いほど、人は立ち止まるからな。」
「正しい道なのかどうか判断できへんくて前に一歩踏み出すことに躊躇してしまう。その場で踏ん張って、そして疲れる。」
「そう思ってても、ひめこは確実に進んでるよ。」
「それは自分の足で進んでるんじゃなくて、周りの流れに身を任せてるだけ。」
「あかんことじゃないやろ。なんでも自分の意思で決断して行動に移す人間でも、流れに身を任すことあるし。」
「別に、いいと思う?」
「いつからそんな考え込むようになったん。ただでさえ度が過ぎるくらい不器用やのに。」
「キミにいけずされてからですかね。」
「(。∀゜)」
テンション低いメールにちゃんと向き合ってくれただけで嬉しかったひめこでありました。てか度が過ぎる不器用って…あたしってそうだったっけ(つω`)家着いて着替えようとして履いてたデニムに手をかけた瞬間、ファスナーが全開だったことに気付いて呆然としましたよっていうオチ。ぶーーーーーん。